****** 教会は、ヘブル的ルーツとつぎ合わされることで回復し、完成します。******

ヨシュア記

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7. 「ヨシュア記」の瞑想

はじめに

「歴史書」の歴史観

  • キリスト教会は旧約聖書を「モーセ五書」「歴史書」「詩歌」「預言書」に分類しています。歴史書は申命記で言われている約束の地での神の教えを基準としてどう歩んだかという視点から書かれています。預言者が登場してくるのは、申命記の基準から神の民が逸脱している状況があったことを示しています。預言者たちは神の基準に立ち戻ること、でなければどのような結果になるかその警告を神から遣わされて語った人々でした。
  • しかし、イスラエルの歴史が物語っているのは、神の民が次第に偶像礼拝へと傾斜していき、結果的には神から与えられた嗣業(相続地)を完全に喪失します。北イスラエルはB.C.721年、アッシリアによって、南ユダ王国はB.C.572年、バビロンによって滅びます。しかし神のあわれみはユダの民に再度、リセットさせる機会を与えました。それがエレミヤが預言した神の計画です。それによれば、「わざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのもの」です。具体的には神の民が自ら心を尽くして神を尋ね求めるようになり、偶像を完全に絶ち切って神のトーラーによる新たなライフスタイルを築かせることでした。その時が来て、彼らはバビロンから解放されて、再度、神の民として再建され、再び神が与えられた相続地を取り戻すことができたのです。その歴史を記したのが「歴史書」です。ですから歴史書は約束の地の取得と喪失、そして回復の歴史なのです。

「土地の賦与」に対する「課題」

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  • 「歴史書」の中の最初に来るのがこれから瞑想する「ヨシュア記」です。いよいよ約束されたカナンの地に向かって、ヨシュアの率いるイスラエルの民がヨルダン河を渡ります。その地は神が彼らにすでに与えてくださった地であり、彼らはそれを信じて自分たちの足でその地を踏んで自分たちの所有とすることでした。そのためには異邦の民を追い出して、そこを占領しなければなりませんでした。
  • 「追い出す」「滅ぼす」「占領する」「所有する」「手に入れる(取得する)」「相続する」「受け継ぐ」ということはみな同義であり、ヨシュア記は「ヤーラシュ」(動詞)という一つのキーワードによって括(くく)られます。
  • 実はこれが神の賜物である「土地の賦与」に伴う信仰的「課題」でした。特に、それぞれの時代に「土地の賦与」に伴う「課題」に対してどのように取り組んだのか問われています。そこに焦点を当てながら、歴史書の最初である「ヨシュア記」を瞑想していきたいと思います。

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ヨシュア記の瞑想

2012.3.9~4.10


イスラエルの12部族の嗣業.JPG

【Topic】
1.ヨシュアという人物
2.ヨシュア記における「獲得用語」
3.分割された12部族の土地
4.ヨシュアはアブラハムから何代目にカナンに入ったのか


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