ルカの福音書の神学的考察
ルカの福音書の神学的考察
「ルカの福音書の神学的考察」の目次
〔A〕ルカの福音書の学びの「視座」
1. ルカの問題意識
2. イエスのバリア・フリー的宣教
〔B〕ローマの支配におけるユダヤ人のパラダイム形成
- ーアイデンティティの危機を通して形成されたユダヤ人のパラダイムー
1. イスラエルの歴史(バビロン捕囚以降)
2. ユダヤ人のアイデンティティの危機
3. 聖なる国へ至る道
- (1) 体制派の道
- (2) 改革運動の道
〔C〕ルカにおけるイエス・キリストの公生涯の区分と主な出来事
1. 区分〔準備期間、宣教の開始〕(他の共観福音書との違い)
2. ルカの福音書のキー・ワード
3. ルカ福音書の独自な記事について
4. なぜイエスはガリラヤから宣教を開始したか⇒〔付記〕福音書対照表
〔D〕ルカの独自な記事
1. 預言的賛美
- (1) なにゆえに預言的なのか
- ① マリヤの賛歌
- ② ザカリヤの賛歌
- ③ シメオンの賛歌
- ④ 天軍賛歌
- (2) 預言的賛美の根底に流れる神の「あわれみ」という概念
- (1) ルカの福音書における「富める者」、「貧しい者」とは誰か
- (2) ルカ固有のたとえの多くはお金の問題にかかわっている
- (3) 富(マモン)によってもたらされる人間の普遍的危機
3. かけがえのない個人の強調
- (1) ルカにおける「個人」の記事
- (2) 聖書全体における「ひとり子」の意味
- (3) 御子という名、御父と御子の関係
- (4) あなたは、御父と御子の愛の交わりの中に招かれている
- (1) はじめに
- (2) イエスの生涯における聖霊
- (3) 聖霊による新しい時代の予告
5. 祈りに関する教え
- (1) イエスの祈り
- (2) 祈りについての教え
5. 教え・・(たとえ話)
- (1) なくした羊、銀貨、放蕩息子のたとえ
- (2) 良きサマリヤ人のたとえ
- (3) マルタとマリヤ
- (4) 真の弟子の資格
〔E〕 ルカの神学的総括─解放の福音─
1. ルカの福音書の人間観
2. ルカの福音書のキリスト観
3. ルカの福音書の救済観
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