****** キリスト教会は、ヘブル的ルーツとつぎ合わされることで回復し、完成します。******

ギリシャ語文法の豆知識

瞑想に役立つギリシア語文法基礎知識へのアプローチ


なるほど The Greek

みことばを瞑想する上で、そのみことばの原語における文法的情報を得ることはとても重要です。これまでの原語の勉強といえば、その情報を自分で見出すことができるためのものでした。そのために多くの変化を学ばなければならず、それだけで挫折してしまうことも多かったのです。しかし現代はそうした情報はすぐにでも得ることができるようになりました。対訳聖書と呼ばる「インターリニア」の存在です。特に、ギリシア語で書かれた新約聖書のインターリニアは英語では数多くあります。日本語でもいくつかあります。それらを利用することで、私たちがこれまで馴染んできた聖書のことばをもう一度、原語で確かめ、味わうことができるのです。極端に言うならば、ギリシア語のアルファベットの最初の文字である「アルファー」を書いたり読んだりできなくても、文法的情報を知ることは可能なのです。その文法がなにを意味しているのかを理解することが重要であり、基礎的な知識と言えます。従来の学び方からするなら、これは邪道な学び方かも知れませんが、今日の「インターリニア」の存在がそれを可能にしてくれるのです。先人のご労に感謝しつつ、それを大いに用いるべきです。


新約聖書ギリシア語原文と文法情報
〔原文の単語をクリックするとその単語の文法情報が得られます。〕

ギリシャ語新約聖書の朗読のサイトはこちら

1.  命令法・・・(1) アオリストの命令形 (2) 現在の命令形


2. 時制法

  • ギリシャ語の時制はきわめて厳格です。以下の時制について理解しておくことはとても重要です。

(1) 未来形

(2) 現在形

(3) 未完了形

(4) 過去形(不定過去=アオリスト)

(5) 現在完了形

(6) 過去完了形


3. 理由を表わす接続詞「ガル」(γάρ)の用法の一例


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