****** 教会は、ヘブル的ルーツとつぎ合わされることで回復し、完成します。******

ヨシュアという人物

トピック【1】   ヨシュアという人物


画像の説明

  • ヨシュアという人物は「約束の地カナン」を占領した指導者として神に用いられた人物です。彼はエフライム族の「ヌンの子ホセア」と呼ばれていました(民数記13:8,16)。ヨシュアという名前はへブル語で「イェホーシュア」(יְהוֹשֻׁעַ)、基本的に「主は救い」を意味します。ギリシア語ではヨシュアは「イエースース」’Ιησουςと表記されます。
  • モーセの生涯は出エジプト記17章9節からヨシュア記24章30節に記述されています。新約のヘブル人への手紙11章には旧約の模範的な信仰者のリストが挙げられていますが、なぜかヨシュアの名前がありません。おそらくメシアとしてのイエスと混同させないための配慮かと思われます。
  • 以下は、モーセとの関連において位置づけられるヨシュアという人物についての記述です。

(1) モーセの戦士ヨシュア
聖書においてヨシュアという名前が最初に出てくるのは、レフィディムにおけるアマレクとの戦いの時です。ヨシュアは自ら戦いながら、「モーセが手を上げているときは、イスラエルが優勢になり、手を降ろしているときには、アマレクが優勢になった。」(出17:1)。このことを通してヨシュアは、戦いの勝利は決して自分たちの武力によるのではなく、背後にいる戦友たちの祈りと、その祈りに働いてくださる神によることを学びました。


(2) モーセの従者ヨシュア
祈りの大切さを知ったヨシュアは、モーセの祈りを学ぶために、熱心に神との交わりを求め、「幕屋を離れないで」いました(出33:1)。しかし彼はその熱心さのあまり偏狭な心の持ち主になり、モーセの霊が長老たちに与えられ、彼らが預言したとき、ねたみを起こし、「彼らをやめさせてください」と言ったことでモーセにたしなめられました(民数記11:28~29)。


(3) モーセの斥候ヨシュア
ヨシュアはエフライム部族の族長として、カナンの地を偵察する斥候の一人でした。その報告のときに他の10名の族長たちはその地を悪く言いふらして民の心をくじきました。しかしヨシュアとカレブ(ユダ族の族長)は「私たちはぜひとも、上って行って、そこを占領しよう」(民数記13:30)と主張し、信仰によって呼びかけています。たとえ相手が仲間であっても、不信仰なことばや行動には反対する勇気を持ち、信仰によって神のことばに従い通すことを学びました。


(4) モーセの後継者ヨシュア
「神の霊の宿っている人」(民数記27:18)、「知恵の霊に満たされていた」(申命記34:9)ヨシュアはモーセの後継者に選ばれました。祈りの力を知り、心が広く、信仰における狭い道を歩む人こそ、民を率いる指導者としてふさわしい人物です。

  • ヨシュアは神がモーセとともにおられるという事実を、モーセの人格と働きを通してアリアリと見せられました。これが信仰者としてのヨシュアをどれほど成長させたことでしょうか。40年間の荒野の放浪において、かたくななイスラエルの民を導き続けたモーセの忍耐、不抜の指導力、それをヨシュアはモーセのそば近くでいつも仕えつつ見、そして学びました。ある目標に向かって人々を率いていくことは大きな力を必要とします。その力をヨシュアが身につけつつあることをモーセは見ていました。モーセの後継者としてヨシュアがそれを完成することを、モーセは神のことばによって信じたのです。

2012.3.10


a:4320 t:2 y:5

powered by Quick Homepage Maker 5.2
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional