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出エジプト記

4. 「出エジプト記」の瞑想

「あなたがたはわたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる。」(出 19:6)


  • 「出エジプト記」は、神に選ばれたひとつの家族が、ヨセフの死後、エジプトにおいて400年間にわたって奴隷となりつつも膨大な数の大家族(400~600万人とも言われる)として膨れ上がります。神がその人々をそこから救い出されるのがこの「出エジプト」物語です。
  • 奴隷の身から自由な身となったこの大家族が、合意の上で、神の民となる契約を神と結びます。神は彼らにご自分の民(神の王国の民)となるためにふさわしい規範としての(神と人、人と人とのかかわりを規定する)律法を授けました。それは、彼らが「祭司の王国、聖なる国民となるため」でした。神の与えた律法は彼らのすべての生活の領域に及んでいますが、それは他の国とは全く異なる神の法であり、神の御支配(統治)が彼らを通してあかしされるためのものでした。
  • 「創世記」はいわば、この「出エジプト記」に見られるひとつの家族が神の民として成立するプロセスの、プロローグ的な位置にあります。モーセ五書(トーラー)の中心は、この「出エジプト」の出来事によって、神がこの地上に神の支配(The kingdom of God)を打ち建てようとされたことです。このストーリーをゆっくり味わっていきたいと思います。

出エジプト記の瞑想 

2011.11.25~12.31


2011.11.22


トピック1】「出エジプト記の主題と構造」

画像の説明

トピック2「出エジプトから約束の地へ」

トピック3】「レビ族の家系」画像の説明

トピック4「モーセは何度シナイ山を登り降りしたか」(姜泰進牧師の寄稿)

トピック5
「本当のシナイ山」
「出エジプトルート、紅海、シナイ山」
「シナイ山の場所と出エジプトルートについての新たな見解」

トピック6
「出エジプト記の重要な語彙」

トピック7
「大祭司の系譜」


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