瞑想Ps146/A
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瞑想Ps146/A
- 詩146篇から詩150篇は、詩篇における<たたえの歌>の総括篇のように編集されています。いずれも、ハレルヤから始まり、ハレルヤで終わっています。この詩146篇では、自分が自分の魂に向ってむかって、その全生涯(「生ける限り」「いのちある限り」)を通して、また全存在をかけて、主をほめたたえるということを、確固とした意志で呼びかけています。
- 「主を賛美すること」と、「主を知ること」とは正比例の関係にあると信じます。日夜、終日、全生涯において主を賛美する生活は、同じく、日夜、主を知ることを意味します。私たちの人生においても、あるいは、事業することにおいても、だれとパートナーを組むかは成否を決める重要な問題です。作者は、それに対して「幸いなことよ。ヤコブの神を助けとし、その神、主に望みを置く者は。」(5節)とはっきりと結論を出しています。
- 「ハレルヤ」(主をほめたたえよ、Praise the Lord)という賛美の響きは、天においては永遠から永遠まで鳴り響いています。その永遠の賛美の渦の中に、私たちもイエス・キリストを通して招かれています。この地上において、私たちができることは、この永遠の賛美の中に信仰をもって身を置くことです。そして、その恵みを決してないがしろにすることなく、主への賛美を日々大切に、深められたいと願います。