「聖餐」の瞑想
「聖餐」のための瞑想
●「聖餐」のための瞑想は、第三回「セレブレイト・スッコート」(2017.10.2~8)の朝、七日間においてなされたものです。
「聖餐」のための瞑想
メイン・テキスト
【新改訳改訂第3版】
ヨハネの福音書6章53~58節、63節
53 イエスは彼らに言われた。
「まことに、まことに、あなたがたに告げます。人の子の肉を食べ、またその血を飲まなければ、あなたがたのうちに、いのちはありません。
54 わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠のいのちを持っています。わたしは終わりの日にその人をよみがえらせます。
55 わたしの肉はまことの食物、わたしの血はまことの飲み物だからです。
56 わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、わたしのうちにとどまり、わたしも彼のうちにとどまります。
57 生ける父がわたしを遣わし、わたしが父によって生きているように、わたしを食べる者も、わたしによって生きるのです。
58 これは天から下って来たパンです。あなたがたの父祖たちが食べて死んだようなものではありません。このパンを食べる者は永遠に生きます。」63 いのちを与えるのは御霊です。肉は何の益ももたらしません。わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、またいのちです。
●ヨハネは上記の箇所において「聖餐」の意味を明瞭に記しています。聖餐におけるパンとぶどう酒は、永遠のいのちの世界を指し示す象徴です。目に見える「パン」を食べ、「ぶどう酒(液)」を飲むことを通して、その奥に秘められている神と人との霊的ないのち(交わり)の世界を、信仰によって味わうことが求められています。瞑想はその霊的なかかわりの現実を、ことばに置き換えて理解しようとする試みなのです。
2017.10.2~10.8
No. 箇所 主題 ヘブル語 瞑想日 1 53節 人の子 「ベン・ハーアーダーム」(בֶּן־הָאָדָם) 10.2 2 54節 食べる 「アーハル」(אָכַל) 10.3 3 54節 永遠のいのち 「ハッイェー・オーラーム」(חַיֵּי עוֹלָם) 10.4 4 55節 まことの 「エメット」(אֱמֶת) 10.5 5 56節 とどまる 「シャ―ハン」(שָׁכַן)、「リーン」(לִין) 10.6 6 57,58節 生きる 「ハ―ヤー」(חָיָה) 10.7 7 63節 御霊 「ハ・ルーアッハ」(הַרוּחַ) 10:8
●「聖餐式」に込められた神の絶大な恵みと主のご計画が、主にある者たちにとって、より豊かなものとして伝えられ、体験できますように。
2017.10.8
2018.12.19までのT.C. 1619
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