θεός πατήρ
エペソ書の瞑想の目次
エペソ書の重要語彙のリスト
θεός πατήρ 父なる神
- ここでは、単なる「父」πατήρを意味「パテール」ではなく、「セオス・パテール」θεός πατήρ、すなわち、「父なる神」を取り上げます。
- 英語では、人間の父の場合は小文字のfatherを使い、父である神の場合には大文字のthe Fatherを使っています。日本語ではその区別ができませんが、「御父」と訳されたことばFatherで、御子イエスがしばしば「父」と言う場合には the Father、ないしはFatherと表記しています。
- human father(s)は「先祖」と訳されます。キリストの父なる神、私たちの父という用法も多く見られます。
- 「セオス・パテール」θεός πατήρ、すなわち、God and Fatherの用法は42回、以下の通りです。
ヨハネ6:27/8:42、ローマ1:7/15:6、Ⅰコリント1:3/8:6/15:24、Ⅱコリント1:2/1:3/11:31、ガラテヤ1:1/1:3/1:4、エペソ1:2/1:3/4:6/5:20/6:23、ピリピ1:2/2:11/4:20、コロサイ1:2/1:3/3:17、Ⅰテサロニケ1:1/1:3/3:11/3:13、Ⅱテサロニケ1:1/1:2/2:16、Ⅰテモテ1:2、Ⅱテモテ1:2、テトス1:4、ピレモン1:3、ヤコブ1:27、Ⅰペテロ1:2/1:3、Ⅱペテロ1:17、Ⅱヨハネ1:3、ユダ1:1、黙示1:6
- 「父」については、「主の祈り」の「父」を参照。
- 御子イエスのすべての考え、思い、意志、感情は、御父に向けられています。御父の愛のまなざしが御子のすべてでした。それゆえ、御子の栄光は御父の栄光を完全に現わすことでした。
- エペソ書では、
- 1:2「私たちの父なる神」
- 1:3「私たちの主イエス・キリストの父なる神」
- 1:17「栄光の父」
- 2:18「私たちは、このキリストによって・・父のみもとに近づくことができるのです。」
- 3:14「天上と地上で家族と呼ばれるすべてのものの名のである元である父」
- 4:6「すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのもののうちにおられる、すべてのものの父なる神は一つです。」
- 5:20「いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい。」
- 6:23「どうか、父なる神と主イエス・キリストから、平安と信仰に伴う愛とが兄弟たちの上にありますように。」