詩144篇/A
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Ps144 【新改訳聖書第三版】
ダビデによる
1 ほむべきかな。わが岩である主。
主は、戦いのために私の手を、
いくさのために私の指を、鍛えられる。
2
主は私の恵み、私のとりで。
私のやぐら、私を救う方。
私の盾、私の身の避け所。
私の民を私に服させる方。
3
主よ。人とは何者なのでしょう。
あなたがこれを知っておられるとは。
人の子とは何者なのでしょう。
あなたがこれを顧みられるとは。
4
人はただ息に似て、
その日々は過ぎ去る影のようです。
5
主よ。あなたの天を押し曲げて降りて来てください。
山々に触れて、煙を出させてください。
6
いなずまを放って、彼らを散らし、
あなたの矢を放って、彼らをかき乱してください。
7
いと高き所からあなたの御手を伸べ、
大水から、また外国人の手から、
私を解き放し、救い出してください。
8
彼らの口はうそを言い、
その右の手は偽りの右の手です。
9
神よ。あなたに、私は新しい歌を歌い、
十弦の琴をもってあなたに、ほめ歌を歌います。
10
神は王たちに救いを与え、
神のしもべダビデを、悪の剣から解き放されます。
11
私を、外国人の手から解き放し、
救い出してください。
彼らの口はうそを言い、
その右の手は偽りの右の手です。
12
私たちの息子らが、若いときに、
よく育った若木のようになりますように。
私たちの娘らが、宮殿の建物にふさわしく刻まれた
隅の柱のようになりますように。
13
私たちの倉は満ち、あらゆる産物を備えますように。
私たちの羊の群れは、私たちの野原で、
幾千幾万となりますように。
14
私たちの牛が子牛を産み、
死ぬこともなく、出て行くこともなく、
また、哀れな叫び声が
私たちの町にありませんように。
15
幸いなことよ。このようになる民は。
幸いなことよ。主をおのれの神とするその民は。