****** キリスト教会は、ヘブル的ルーツとつぎ合わされることで回復し、完成します。******

イエス・キリストの生涯を学ぶこと

9. イエス・キリストの生涯を学ぶ

  • ダビデの苦難の生涯とともに、イエス・キリストの生涯を学ばれることをお勧めします。その生涯の全体像を知っておくことは、詩篇を瞑想していく上で計り知れない祝福を受けることと信じます。
  • 新約時代の聖書は羊の皮に書かれており、ラビたちが手書きで書き写したものです。ですから、今日のように、人々が自由に聖書を手にするということはできませんでした。当時は貴重で高価なものでした。ですから、会堂で読まれる聖書の朗読に人々は真剣に耳を傾けたのです。イエスも安息日の礼拝で朗読される旧約のモーセ五書(トーラー)をよく聞いておられました。同じく、詩篇も耳にしていました。ですから、イエスは、詩篇の心とことばで御父と祈り、親しい交わりをもっていたと思います。それは公生涯に入られてからもそうだったと思います。というのも、イエスが対話や話の中に詩篇をよく引用されているからです。
  • イエスが御父とどんな交わりをしたのか、その内実を知りたいと願っている者にとって、詩篇の作者の心とイエスの心が重なっていることに気づかれるとき、詩篇の瞑想はさらに豊かになり、奥の深いものとなってゆくのを感じられると思います。イエス・キリストの生涯のおおよその流れを、学んでおくと詩篇の味わいは豊かになります。
  • また、詩篇には「メシア的詩篇」と言われる詩篇があり、イエス・キリストの生涯が啓示されています。

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