****** キリスト教会は、ヘブル的ルーツとつぎ合わされることで回復し、完成します。******

2. 創世記

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2.「創世記 」(1~25章)の瞑想

  • ここでの「聖書を横に読む」目的は、漠然と読んでいくのではなく、神と人とのかかわりの歴史という視点から読み、瞑想をしていく訓練(エクササイズ)です。「聖書を横に読む」ためには気球に乗って流れの大筋を把握することが必要です。そのためには個人的に興味や関心のある部分はできるだけ割愛することが必須です。しかしそれでは全くの楽しみがなくなりますから、適度に望遠鏡で覗いてみるのも良いと思います。学校帰りの子どもの「道くさ」は時間を忘れるほどに楽しいもので、子どもにとって大切な意味合いがあると思います。しかし本来の「道」からそれないためにも、自分の関心のトピックは別枠の時間を作り出して楽しみたいものです。それを、私は「道草の宝もの」と題してまとめてみたいと思っています。
  • 特に、創世記の最初の部分(数章)は、特に、服のボタンを掛け間違わないように注意するよう自分に言い聞かせなければなりません。なぜなら「創世記」は「はじまりの書」と呼ばれ、作家であるならば、その処女作にその作家が生涯かけて取り組むべきテーマや課題が未展開のままで提示されているように、創世記の最初の数章は、神の救いの歴史における重要なテーマや思想が未展開のままで提示されているのです。「木を見て森を見ず」とならないように、絶えず森全体の視点から木を見ていく訓練を自ら課していく必要があります。そうすることによって、神ご自身の方から語りかけてきます。

2011.8.8~9.6



【トピック】
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2.アブラハムが滞在した場所

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