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詩22篇/A

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Ps22 新改訳改訂第3版

指揮者のために。「暁の雌鹿」の調べに合わせて。ダビデの賛歌

1
わが神、わが神。
どうして、私をお見捨てになったのですか。
遠く離れて私をお救いにならないのですか。
私のうめきのことばにも。
2
わが神。昼、私は呼びます。
しかし、あなたはお答えになりません。
夜も、私は黙っていられません。
3
けれども、あなたは聖であられ、
イスラエルの賛美を住まいとしておられます。
4
私たちの先祖は、あなたに信頼しました。
彼らは信頼し、あなたは彼らを助け出されました。
5
彼らはあなたに叫び、彼らは助け出されました。
彼らはあなたに信頼し、彼らは恥を見ませんでした。

6
しかし、私は虫けらです。人間ではありません。
人のそしり、民のさげすみです。
7
私を見る者はみな、私をあざけります。
彼らは口をとがらせ、頭を振ります。
8
「【主】に身を任せよ。彼が助け出したらよい。
彼に救い出させよ。彼のお気に入りなのだから。」

9
しかし、あなたは私を母の胎から取り出した方。
母の乳房に拠り頼ませた方。
10
生まれる前から、私はあなたに、ゆだねられました。
母の胎内にいた時から、あなたは私の神です。
11
どうか、遠く離れないでください。
苦しみが近づいており、助ける者がいないのです。
12
数多い雄牛が、私を取り囲み、
バシャンの強いものが、私を囲みました。
13
彼らは私に向かって、その口を開きました。
引き裂き、ほえたける獅子のように。
14
私は、水のように注ぎ出され、
私の骨々はみな、はずれました。
私の心は、ろうのようになり、私の内で溶けました。
15
私の力は、土器のかけらのように、かわききり、
私の舌は、上あごにくっついています。
あなたは私を死のちりの上に置かれます。
16
犬どもが私を取り囲み、
悪者どもの群れが、私を取り巻き、
私の手足を引き裂きました。
17
私は、私の骨を、みな数えることができます。
彼らは私をながめ、私を見ています。
18
彼らは私の着物を互いに分け合い、
私の一つの着物を、くじ引きにします。

19
【主】よ。あなたは、遠く離れないでください。
私の力よ、急いで私を助けてください。
20
私のたましいを、剣から救い出してください。
私のいのちを、犬の手から。
21
私を救ってください。獅子の口から、野牛の角から。

あなたは私に答えてくださいます。
22
私は、御名を私の兄弟たちに語り告げ、
会衆の中で、あなたを賛美しましょう。

23
【主】を恐れる人々よ。主を賛美せよ。
ヤコブのすべてのすえよ。主をあがめよ。
イスラエルのすべてのすえよ。主の前におののけ。
24
まことに、主は悩む者の悩みを
さげすむことなく、いとうことなく、
御顔を隠されもしなかった。
むしろ、彼が助けを叫び求めたとき、聞いてくださった。

25
大会衆の中での私の賛美はあなたからのものです。
私は主を恐れる人々の前で私の誓いを果たします。
26
悩む者は、食べて、満ち足り、
主を尋ね求める人々は、【主】を賛美しましょう。
あなたがたの心が、いつまでも生きるように。
27
地の果て果てもみな、思い起こし、
【主】に帰って来るでしょう。
また、国々の民もみな、あなたの御前で伏し拝みましょう。
28
まことに、王権は【主】のもの。
主は、国々を統べ治めておられる。
29
地の裕福な者もみな、食べて、伏し拝み、
ちりに下る者もみな、主の御前に、ひれ伏す。
おのれのいのちを保つことのできない人も。
30
子孫たちも主に仕え、
主のことが、次の世代に語り告げられよう。
31
彼らは来て、主のなされた義を、
生まれてくる民に告げ知らせよう。

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