****** 詩篇は、神と私たちの生きた関係を築く上での最高のテキストです。******

聞け、イスラエルよ(申命記6章4節)

【歌で覚えるヘブルの学び】

聞け、イスラエルよ(申命記6章4節)

【新改訳改訂3】
聞きなさい。イスラエル。【主】は私たちの神。【主】はただひとりである。

【新共同訳】
聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。

【NKJV】
"Hear, O Israel: The Lord our God, the Lord is one!

Shema Israel

画像の説明


  • 申命記6章4節の聖句は、頭にあるひとつの動詞と尻尾にあるひとつの形容詞にはさまれるようにして、三つの固有名詞が置かれています。

(1) 動詞の「シェマ」שְׁמַעは、「シャーマ」שָׁמַעの命令形です。単数形ですから、イスラエルは集合人格だということがわかります。「シェマ」は「聞きなさい」という意味ですが、TEV訳は Israel, remember this! 「このことを心に留めなさい」としています。「心に留める」とは注意を払って考える事を意味しています。エジプトから救い出した神は「主」であり、イスラエルの民が見たように、この「主」の他には、神はあり得ないという意味が込められています。「十戒」の中の第一戒です。「主」は「ねたむ神」、つまり、私たちを熱愛してくださる神です。熱情の神なのです。

(2) 三つの固有名詞
①「イスラエル」יִשְׂרָאֵל
②「アドナイ」(2回)  יהוה(神聖四文字)
③「エロヒーム」אֱלֹהים 「私たちの神」とあり、1人称複数の人称代名詞がついて「エロヘーヌー」אֱלֹהֵינוּとなります。

(3) 形容詞である「一つの」という意味の「エハード」אֶחָדが最後にあります。

ほむべきかな 栄光の御名 その王国は永遠に、(そして)世々に

(これと同じフレーズは聖書の中にありません)

画像の説明

  • 後半の歌われる部分は、一つの動詞、五つの名詞、そして前置詞と接続詞がそれぞれ1つずつから成っています。

(1) 動詞はひとつ。「バーラフ」の「祝福する」の受動態の分詞で、「ほむべきかな」と訳されます。

(2) 名詞は5個並べられています。
① 「名前」を意味する「シェーム」שֵׁם
② 「栄光」を意味する「ケヴォード」כְּבוֹד本来は「重い事柄」という意味です。
③ 「王国、統治、支配」を意味する「マルフート」מַלְכוּת
④ 「永遠」を意味する「オーラーム」עוֹלָם
⑤ 「世々」を意味する「エド」עֶד

(3) 前置詞の「レ」לְここでは方向を示す意味の「~に」。

(4) 接続詞の「ヴァ」は最も一般的な接続詞。

  • この歌は、空知太栄光キリスト教会の主日礼拝において最初に歌われる歌です。このヘブル語の歌の後にアップテンポな賛美が続きます。「シェマ・イスラエル」ですが、「聞きなさい。神の子どもたちよ。私たちの神である主(神様の名前)は、ただひとりである。」と受け取ることができます。
  • この歌はだれが呼びかけているのでしょうか。それは「人称なき存在」、すなわち「聖霊様」です。この方の呼びかけにはじまって、主である唯一の神に賛美をささげていくのです。そして聖書を通して主の御声を聞きます。礼拝の最後は「頌栄」と言って、「御父・御子・御霊」なる三位一体なる神に栄光を帰すのです。

2012.1.4


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