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神の民の再建という新たな課題

本論〔5〕「神の民の再建という新たな課題」(1)

〔聖書箇所〕ネヘミヤ記8章

(1) リーダーシップと新たな挑戦(課題)としての神の民の再建


①「こうして、城壁は五十二日かかって、・・完成した」(6章15節)とあるように、城壁再建という神の事業は完成した。しかしそれはいわば外枠だけであり、神の事業はそれによっては終らない。さらに困難な〔神の民の再建〕という事業が待っていた。ネヘミヤのリーダーとしての働きは、建物ではなく、神の民そのものに向けられていく。神の民を神のために再教育すること、これが最も大きな課題であり、チャレンジであった。


②ある会社の社長は「経営の中で最も難しいのは、人間の教育である」と述べている。どの会社でも良い人材を求めている。それは神の国においても然りである。神はいつの時代でも人を求めておられる。→ 歴代誌第二16章9節。ここに〔人材教育の必要性〕がある。そこで、ネヘミヤは神の民の再建をどこから手懸けて行ったか、つまり神の事業に携わる人間の教育がどのようになされたかに注目しよう。


③イエス様も収穫のための働き手を求めておられる。その働き手とはどのような働き手であるかを話し合ってみよう。


④神のみことばによる神の民の育成は今日的課題でもある。つまり、キリスト者の弟子化である。
使徒の働き20章32節「いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、あなたがたを育成・・することができるのです」とあるように、みことばは育成する力をもっている。Ⅱテモテ3章15~17節「聖書は、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益」それは、「神の人が、良い働きのために十分に整えられた者となる」ためである。


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