神の宮の聖別という改革
本論〔5〕「神の宮の聖別という改革事業」(3)
〔聖書箇所〕ネヘミヤ記13章
(3)神の宮の聖別という改革事業
エルサレムでの城壁奉献式が済んで、ネヘミヤはしばらくの間ペルシャ王のものへ帰っていった。しかし13章4節以降には、そのネヘミヤが12年ぶりに再びエルサレムに帰ったときには、10の盟約は反故になっていた。以下、三つの不祥事があった。
- ①神の宮が見捨てられた神の宮に仕えるレビ人への給与が与えられないと言う事態の発生
献金についてはっきりと語れるリーダーの存在の必要。献金は信仰のバロメーター。 - ②安息日の形骸化
- ③信仰継承の危惧
- これに対するネヘミヤの対応はどのようなものであったか。決して妥協しないリーダーシップ。
(4) 改革事業に対するネヘミヤのリーダ―シップの限界とそれを成し遂げる聖霊のリーダーシップの指向
①古い契約(外に記された律法)から新しい契約(内に記された律法)へ
ヘブル8章8節~12節。この新しい契約の仲介者はイエス・キリスト。その執行者は聖霊。いのちの御霊の原理による解放・・ローマ8章2節。「御霊に従って歩む」私たちの中に律法の要求が全うされる。
②聖霊による「聖別」事業
Ⅰコリント3章16~17節、6章19~20節、Ⅱコリント6章16~7章1節、エペソ2章21~22節。