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神の契約の定義


第一章 神の契約の定義

主権的に与えられた血による結びつき、これが契約です。ひとと契約関係を結ぶとき、神は主権的にいのちと死にかかわる結びつきを打ち立てます。契約とは、主権的に与えられた血による結びつき、いのちと死にかかわる結びつきなのです。(21頁)

●「契約」を意味するヘブル語の「ベリート」(בְְּרִית)の文脈には、常に「結びつき」「関係」といった概念が示唆されます。神の契約においては、誓約やしるしが重要な位置を占めます。

(1) ことばによる誓約(創21:23~24, 26, 31、31:53、出6:8,19:8、等)
(2) 象徴的な行動が伴う(例えば、食事をともにする、記念碑を建てる、血をふりかける、いけにえをささげる、動物を裂く、等)

●「契約を結ぶ」(「カーラット・ベリート」כָּרַת בְּרִית)と訳されたことばの「結ぶ」は、文字通りには「切る」という意味です(創世記15章参照)。ヘブル語の「切る」(カーラットכָּרַת)ということは契約締結において動物を裂くことで、当事者たちは、「生死にかかわる結びつきにつながれる」ことを意味しています。切り刻まれた動物たちはのろいをあらわし、誓いを破ることがあれば、のろいは自分に降りかかっても良いとする行為なのです。

●神との結びつきは、究極的には生と死の問題にまで広がる意味をもっています。イエス・キリストの死もこの文脈で理解されなければなりません。つまり、キリストの死は契約を破った者の身代わりとしての死です。キリストが契約ののろいを自らの身に引き受けて、罪人のために死んだのです。その死はあくまでも契約に基づくものです。しかもこのような血を注ぎだす行為は、契約の責務の真剣さを示すもので、数々の契約は神が主権的に執行された(一方的な)血による結びつきであり、それは「千代までも」続くのです(申命記7:9、詩篇105:8)。

2019.7.1

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