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礼拝用語Ps45

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詩45篇 「わき立つ」 רָחַשׁ ラーハシュ

〔カテゴリー感謝・賛美〕

1節「私の心はすばらしいことばでわき立っている。」(新改訳)
1節「わたしの心はうるわしい言葉であふれる。」(口語訳)
1節「心に湧き出る美しい言葉」(新共同訳)
1節「私の心は、美しいことを思って、燃え立っている。」
1節 My heart is overflowing with a good theme. (NKJV)

Keyword; 「わき立つ」「あふれる」 be stirred by (旧約聖書では詩篇45:1のみ)

  • ラーハシュ(רָחַשׁ)は「わき立つ、あふれ出る、わき出る、燃え立つ、動きが止まらない、沸騰している」という意味です。旧約では詩篇45篇1節のみの動詞にもかかわらず、神を礼拝する者にとってきわめて重要な動詞だと信じます。というのも、私たちの心にあるものが口から必ず出でくるからです。この詩篇の作者の心は、神とのかかわりにおいて、すばらしい言葉で、あるいは、美しい麗しいことばで燃え立っています。その心からあふれ出たものがこの詩篇です。そしてこの詩篇の「すばらしい、美しいこと」とは、王であり、かつ、神であられる方とその花嫁となる王妃との婚姻の喜びです。そのことを作者は預言的に語っているのです。
  • 「あなた」という人称代名詞で表わされるのは、王であり、神である方です。この方は御子キリストであることが、この詩篇を引用しているヘブル書1章で明らかにしています。
  • 注目したいことは、「すばらしいことば」が原文では דָּבָר טוֹב (ダーヴァール・トーヴ)となっていて、「ことば、出来事、事柄」(ダーヴァール)と「良い」(トーヴ)とが結びついています。NKJV訳ではwith a good theme、NIV訳ではby a noble themeと訳しています。
  • by a noble theme これは、心にわき立つことばが「一つの良い主題をもって、気品ある主題をもって」語られるという意味です。もし作者が、ある思いを、あふれ出る思いやことばを脈絡なく混沌としたまま口から出すならば、だれも理解することができません。他者にも理解でき、他者の徳を高めるためには、知性によってそれらを整理し、ことばを選択することが必要です。そのためには訓練が必要です。即興的に詩を作ったり、曲を演奏したり、作ったりするその背後には、常日頃からの多くの備えがあると言われます。そうした備えがあってはじめて、その場限りの即興的なものであっても、すばらしい統一をもった独創的な作品を、直観的に、インスピレーションを与えられて造ることができるのです。
  • このことはキリスト者である私たちにも学ぶべきところが多いと信じます。私たちが神の前に祈る祈りや賛美、あるいは告白、説教が、ある一つの主題を持って美しく語られるとき、それは自分だけでなく、それを聞く者の徳を高めます。互いに徳を高め合うために、私たちは「キリストのことば」を心のうちに、いつも豊かに宿るようにしていなければなりません。それは日々の「みことばの瞑想」によってもたらされると信じます。

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