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礼拝用語Ps104

詩104篇 「待ち望む」 שָׂבַר サーヴァル

(カテゴリー:信頼、待望)

27節「彼らはみな、あなたを待ち望んでいます。」(新改訳)

Keyword;「待ち望む、期待して待つ、依存する」 look, hope, depend on, wait,104:27/119:166/145:15

  • 詩104篇24節に「あなたのみわざは何と多いことでしょう。―なんとあなたの業の豊かなことか(岩波訳)―あなたは、それらをみな、知恵をもって造っておらます。地は、あなたの造られたもので満ちています。」(新改訳)とあり、すべての生き物が例外なく、すべて神の知恵をもって生かされていることへの<驚き>と<賛美>が綴られています。
  • すべての被造物(生き物)たちは、それぞれ単体では存在し得ません。すべてが有機的なかかわりをもって存在しているからです。自然界におけるいのちの神秘は、神ご自身の三位一体性の交わりのいのちの反映です。「永遠のいのち」とは、死後に保障されているいのちではなく、愛のかかわりによって存在し得る永遠の輝きです。それゆえ、27節では「彼らはみな、あなたを待ち望んでいるのです」としています。「待ち望む」と訳されたサーヴァル
    שָׂבַר(savar)は、旧約では6回、詩篇では3回のみです。エルサレム訳は All creatures depend on you. すべての造られた者は神に依存しているのです。
  • 神のかかわりのいのちを、現代の科学的用語で言い表すならば、「生態系」、あるいは、「食物連鎖」という言葉に換言できます。生産者である植物、消費者である動物(人間はその頂点に立つ存在です)、そして分解者である目に見えない微生物や菌類、それらが密接なかかわりをもっています。傲慢で浅はかな人間の考えは、神の創造されたいのちの循環、その微妙なかかわりのバランスを破壊しています。天敵の存在さえも自然の微妙なバランスを保っているのです。もし、天敵を排除するならば、保護しようとする動物をも滅ぼしてしまうことになります。
  • イエス・キリストは「いのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしのためにいのちを失う者はそれを見出す」と言われました。これは、人間が自分の考えでかかわりのいのちをつくりだそうとするならば、大切ないのちそのものを失い、かかわりのいのちを神の御手にゆだねるならば、大切ないのちを得ることになるという意味です。自然しても、政治にしても、組織にしても、人間の歴史を見ればわかるように、多くのいのちを作ろうとして、かえってそれを失ってきました。今一度、神の創造のいのちの神秘を見直すべきときです。そして旧約の詩人たちが「なんとあなたの業の豊かなことか」と驚嘆したように、私たちも自然界における神のマジェスティに共感すべきです。
  • サーヴァルשָׂבַרの類義語としては

    ①楽しみに期待しながら待つ「カーワー」קָוָה(qawah)
    25:3, 5, 21/27:14, 14/37:9, 34/39:7/40:1, 1/52:9/56:6/69:6,6, 20/119:95/130:5, 5/ の17回(旧約47回)

    ②主を信頼しながら静かに待つ「ヤーハル」יָחַל(yachal)
    31:24/33:18, 22/38:15/39:7/42:5, 11/43:5/69:3/71:14/119:43, 49, 74, 81, 114, 147/130:5, 7/131:3/147:11/の20回(旧約41回)

    ③一縷の望みとして主を熱心に待ち望む「ハーハー」חָכָה(chakhah)
    33:20/106:13の2回(旧約14回)があります。


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