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瞑想Ps140/A

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瞑想Ps140/A

  • 詩140篇は、日毎に戦いを仕掛けてくる敵の存在があることを心に明記することを教えられます。と同時に、その敵に対してどのように対処すべきかが瞑想のテーマです。
  • 主の祈りの中に、「私たちを試みに会わせず、悪より救い出したまえ」という祈りがあります。ここでの「試み」とは、神とのかかわりにおいて破滅的な試みという意味だと信じます。なぜなら、試練は必ずあるからです。しかし破滅的な試練からは守られなければなりません。この詩篇の作者はそうした試練から自分が守られるようにと祈っています。
  • 敵は、「心の中で悪をたくらみ」、「わなと網を仕掛け」、私たちを落とし穴に陥れようとしています。敵の策略はことばを通して私たちの思いを支配します。ときには、横柄なことばで私たちの心を傷つけ、あるいは、ほめて、高ぶらせて、突き落します。
  • 新約聖書では、敵に対する対処の仕方をペテロやヤコブ、そしてパウロなどが手紙の中で記していますが、いずれも共通することは、敵に対して「立ち向かう」ということです。その前に、ペテロは「神の力強い御手の下にへりくだりなさい」と勧め、ヤコブは「へりくだって、神に従いなさい」と勧めています(Ⅰペテロ5章6節、ヤコブ4章6~7節参照)。 パウロは悪魔に立ち向かうために神の与えるすべての武具(防御と攻撃の武器)を身に着け、武装するよう勧めています。神の武具を身に着けることで私たちは執拗な敵の策略に勝利できるのです。

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