****** キリスト教会は、ヘブル的ルーツとつぎ合わされることで回復し、完成します。******

瞑想Ps105/B

Ⅳ/A(90~106篇) | テキストPs105 | 原典テキストPs105 | 瞑想Ps105/A | 礼拝用語Ps105 | 恩寵用語Ps105(1) | 恩寵用語Ps105(2) |

瞑想Ps105/B

  • 詩篇105篇のキーバースを8節の「主は、ご自分の契約をとこしえに覚えておられる」としたいと思います。特に、「とこしえに覚えておられる」ということばは、絶対に忘れることはないという意味です。主がアブラハムと結んだ契約は「恵みの契約」とされ、イサク、ヤコブ、イスラエルへと受け継がれていきます。その契約の中身は三つあります。第一は、アブラハムを通して万民が祝福を受けること、第二は、子孫が星の数ほどになること。第三は、約束の地(カナン)を受け継ぐということです。この詩篇では、第三の約束のことが取り上げられ、神がいかにしてイスラエルを約束の地に導いていかれたか、その次第を明らかにしています。そしてその次第の動機を42節で「これは主が、そのしもべアブラハムへの聖なることばを覚えておられたからである。」としています。
  • 「記憶にございません」と、無責任な発言とも思える答弁を、しばしば国会でのやりとりの中で聞くことがあります。多くの責任を担う人たちの発言とは思えません。しかし、神は一度口から出たことばに対して「とこしえに覚えておられて」、どこまでも責任をもって、その約束を必ず実現させてくださる方です。私たちの態度の如何にかかわらず、です。それが「恵みの契約」と言われるものです。私たち異邦人はこのアブラハムの契約に、イエス・キリストを通して、接ぎ木された者であることを覚えたいと思います。

powered by Quick Homepage Maker 5.2
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional