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マタイの福音書がヘブライ語で書かれたことを示す教父たちの証言


マタイの福音書がヘブライ語で書かれたことを示す教父たちの証言

David Bivin


●以下は、ダヴィッド・ビヴィン著「イエスはヘブライ語を話したか」(河合一充訳、ミルトス社、37~40頁)からの引用。①と②は、ヘンリー・ベッテンソン著「キリスト教文書資料集」(いのちのことば社、57~58頁)にも引用されている。

①小アジアのヒエアポリスの主教(紀元2世紀中葉)であったパピアス
「マタイは主の言葉をヘブライ語で記した。そして他の者たちがそれを、各々できる限り最善に翻訳をした。」(エウセビウス、教会史Ⅲ39・16)


②フランスのリヨンの主教であったイレニウス(120~202年)
「マタイは確かに彼の福音書の書き物をヘブライ人のあいだで、彼らの言葉で著したのである。」(エウセビウス、教会史Ⅴ8・2)


オリゲネスのマタイ福音書注解の中では以下のように説明されている。
「最初の(福音書)は、ヘブライ語で作られたが、マタイによって書かれた・・ユダヤ教から信仰に入った者たちのために・・」(エウセビウス、教会史Ⅵ25:4)


④カイザリヤの主教であったエスセビウス(325年頃)
「マタイは最初ヘブライ人に宣教したが、人々のところに行こうとしたとき、自分の母国語でもって自身の福音書を書いた。」(エウセビウス、教会史Ⅲ24:6)


⑤サラミスの主教であったエピファニウス(403年逝去)
「彼ら(ナザレ派というユダヤ・クリスチャン)はヘブライ語でマタイ福音書全体を持っている。彼らはそれを注意深く調べ、ヘブライ文字で、最初に綴られたままに保存している。」(異端論破書、29・9・4)さらに、
「彼らも(エヴィオン派)マタイの福音書を認めており、・・それを『ヘブライ人による(福音書)』と呼ぶ。それは正しい言い方である。なぜなら、新約聖書の作者のうちでマタイのみがヘブライ語で、ヘブライ文字で福音書を著したからである。」(異端論破書、30・3・7)


⑥生涯の後半31年間をベツレヘムで過ごし、すべての教父のうちでもっともヘブライ語に精通した人物で、ヘブライ語からラテン語訳を完成させたヒエロニムス
「マタイはユダヤにおいて、キリストの福音書をヘブライ文字と言葉で作った最初の人だ。後にそれをギリシア語に翻訳したのは誰かは、確実には知られていない。さらに言えば、ヘブライ語の本分そのものはカイザリヤの図書館に保存されている。その図書館は殉教者パンフィラスが大変な労力をもって収集したものだ。」


2017.3.15


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