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エデンの園の一つの川から別れ出た四つの川


エデンの園の一つの川から別れ出た四つの川

【新改訳改訂第3版】創世記2章10~14節
10 一つの川が、この園を潤すため、エデンから出ており、そこから分かれて、四つの源となっていた。
11 第一のものの名はピション。それはハビラの全土を巡って流れる。そこには金があった。
12 その地の金は、良質で、また、そこにはベドラハとしまめのうもあった。
13 第二の川の名はギホン。それはクシュの全土を巡って流れる。
14 第三の川の名はティグリス。それはアシュルの東を流れる。第四の川、それはユーフラテスである。


●「川」の原語は「ナーハ―ル」(נָהָר)です。エデンの園にある源泉として「一つの川」は、園全体をうるおすために四つの川となって流れ出ます。そして、エデンの園の源泉である「一つの川」は、ヨハネの黙示録22章1節では、「新しい天と新しい地」における御座から出るいのちの水の「川」となります。

エデンの園から流れ出た川から四つの川となって別れた.JPG


●四つの川の支流によって、即、地上における「エデンの園」の位置が特定されるわけではありませんが、四つの支流は全世界を潤すいのちの源泉がエデンの園の中にある「一つの川」の存在を指し示しています。その「一つの川」は、やがて終末におけるメシア王国におけるエルサレムの神殿から流れ出る豊かないのちの水を象徴しています。

(1) 詩篇46篇4~5節【新改訳改訂第3版】
4川がある。その流れは、いと高き方の聖なる住まい、神の都を喜ばせる。
5 神はそのまなかにいまし、その都はゆるがない。神は夜明け前にこれを助けられる。


(2) エゼキエル書47章1~12節【新改訳改訂第3版】
1 彼は私を神殿の入口に連れ戻した。見ると、水が神殿の敷居の下から東のほうへと流れ出ていた。神殿が東に向いていたからである。その水は祭壇の南、宮の右側の下から流れていた。
2 ついで、彼は私を北の門から連れ出し、外を回らせ、東向きの外の門に行かせた。見ると、水は右側から流れ出ていた。
3 その人は手に測りなわを持って東へ出て行き、一千キュビトを測り、私にその水を渡らせると、それは足首まであった。
4 彼がさらに一千キュビトを測り、私にその水を渡らせると、水はひざに達した。彼がさらに一千キュビトを測り、私を渡らせると、水は腰に達した。
5 彼がさらに一千キュビトを測ると、渡ることのできない川となった。水かさは増し、泳げるほどの水となり、渡ることのできない川となった。
6 彼は私に、「人の子よ。あなたはこれを見たか」と言って、私を川の岸に沿って連れ帰った。
7 私が帰って来て見ると、川の両岸に非常に多くの木があった。
8 彼は私に言った。「この水は東の地域に流れ、アラバに下り、海に入る。海に注ぎ込むとそこの水は良くなる。
9 この川が流れて行く所はどこででも、そこに群がるあらゆる生物は生き、非常に多くの魚がいるようになる。この水が入ると、そこの水が良くなるからである。この川が入る所では、すべてのものが生きる。
10 漁師たちはそのほとりに住みつき、エン・ゲディからエン・エグライムまで網を引く場所となる。そこの魚は大海の魚のように種類も数も非常に多くなる。
11 しかし、その沢と沼とはその水が良くならないで、塩のままで残る。
12 川のほとり、その両岸には、あらゆる果樹が生長し、その葉も枯れず、実も絶えることがなく、毎月、新しい実をつける。その水が聖所から流れ出ているからである。その実は食物となり、その葉は薬となる。


(3) ゼカリヤ書14章8節【新改訳改訂第3版】
その日には、エルサレムから湧き水が流れ出て、その半分は東の海に、他の半分は西の海に流れ、夏にも冬にも、それは流れる。


(4) ヨハネの黙示録22章1~2節【新改訳改訂第3版】
1 御使いはまた、私に水晶のように光るいのちの水の川を見せた。それは神と小羊との御座から出て、
2 都の大通りの中央を流れていた。川の両岸には、いのちの木があって、十二種の実がなり、毎月、実ができた。また、その木の葉は諸国の民をいやした。


2017.6.17


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